ももか日記　　　　　　　　　　　　　

老犬介護　その2

＜激突防止＞

老犬になってくると視力聴力も落ち、感覚も鈍ってくるようです。
桃香も１５歳位からよく壁に頭をぶつけるようになっていました。
まっすぐ歩いて、壁があるのに気づかない、
振り向きざまに棚に鼻を打ちつける、そんな事が日常茶飯事になって
いったのです。ぶつけた瞬間のギュっとしかめた痛そうな顔。
なんとかならないものかと思考錯誤の末、我が家で一番初めに
作った老犬になってしまった桃香用のゲージがこれです。

百均で金網を買ってせっせと組みたてました。
そして周りには同じく百均で買ったヒモつきの座布団をくくりつけて
ぶつかっても痛くないように工夫しました。
痴呆が進んだ今はこれとは違うゲージを作り直しましたが、
痴呆の程度が低かった時まではこのゲージが桃香のお城でした。

下に敷いてあるのはオムツシートです。おもらし対策に最適ですし
なによりすぐに取りかえられるので常にゲージ内は清潔を保てます。
これは裏に両面テープをはりレジャーシートの上に貼りつけてあります。
ゲージ内で桃香が歩き回ってもシートがよれたり
ズレたりしないように貼りつけました。
床に直接両面テープは貼れないのでレジャーシートを敷いて
その上に貼っていました。

広さ的には2畳くらい。私が一緒に入って寝転ぶ事も出来る大きさです。
このくらいの広さがあれば桃香もゲージ内をトコトコ歩いて
さほど狭さを感じずにいてくれたようです。